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men's看護師の看護メモ

20代の男性看護師をしています!日々の臨床や医療に関する事を中心にUPしていきます!現在の日本の医療を取り巻く環境を変えたいという気持ちで活動していきます!新たな看護師としての可能性を!

下剤どのタイミングで使うのが一番いい説?

『下剤どのタイミングで使うのが一番いい説?』

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これ皆さん一度は疑問に思いませんか?

ずっーーーーと疑問に思っていましたが、、、

(・Д・)

 

よく先輩方に

 

・下剤何で使わなかったの?

・何で下剤使ったの?

                     って怒られたり、 突っ込まれたり、、、

 

人によって使ったり、使わなかったり難しい

 

健康と切っても切り離せないのが排泄です!

この仕事をしているとずっと付き合っていかないと行けない問題ですね!

  

排泄コントロールで下剤や摘便をまず考える方もいるでしょうが

 『下剤で便秘は治らない』 

 

下剤というのは、あくまで「一時的に」便通を良くするための薬です

便秘をまず予防しましょう!( ^∀^)

 

 

 

という話はまたにして今回は

下剤はいつ使うのがいいのかなというお話しです!

調べていたら良いものを見つけたのでご紹介

 

 

http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/control/images/control07_1_img_02.gifhttp://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/control/images/control07_1_img_02.gif

 

 

何を基準に排便コントロールを行うかというと、便の性状を見ながら下剤の量を調節することが進められています!

患者の訴えも勿論、大切ですが

 

例えば

『いつも出るのに出ないの。それが気持ち悪いから、下剤をください』

とおっしゃる方もいらっしゃいますね。

 

でも、下剤の飲みすぎで下痢をするほうが、よほど腸に悪いのです。

 

出さなければ」という固定観念を捨てていただき、安心のための「下剤中毒」から脱することがむしろ大切です。

どうしても便が出なくて苦しいという場合は、下剤を使用するようにしましょう。

 

寝たきりの患者とか便がそもそも出ない人はどうするの?

 

 寝たきりの患者だとすでに長期間毎日の「刺激性下剤」使用で弛緩性便秘になっている可能性があります。

 

「じゃあ下剤やめよ!」..............ちょい待ちそこのお兄さん!

 

このような方はいきなり「刺激性下剤」を中止すると本当に便が出なくなることです。 

とある病院では

『治療経験から下剤がなければ排便できなくなった弛緩性便秘の方でも週に2回程度「刺激性下剤」の力を借りて排便させ、内服していない週5日間大腸を休めることで、時間はかかりますが「刺激性下剤」なしで自力で排便ができるようになることを確認しております(数十年の内服歴、70代以上の方では1年近くを要するようです)。 』

とネット上で発表されています。

 

www.kurihama-med.jp

 

 

 

検証結果

 

無理に排泄を促すのでなく、便の状態に合わせて使用する!

「刺激性下剤」を使うことはいけないことではなく、適正量を週に1-2回までを目安に症状に応じて服用すること!

 

弛緩性便秘の患者は長期的な計画を立てて、下剤を使用していく!