看護必要度をやる意味ってなんなんだ?
「◯◯さんお熱測りますね。」
「◯◯さん点滴しますね。」
と同じくらい素知らぬ顔で私たちの看護師ライフにナイスひょこりしている
今や当たり前のように毎日行なっている看護必要度について
看護師をしている人たちの中にも
「なんでこんなことやんねん(・Д・)」
ていうくらいの小話*1..zzzZZ
(私の個人的な解釈も含まれておりますので御注意を!)
[目次]
1.看護必要度とは
2008年度診療報酬改定で、急性期などの患者についての看護の必要性を測るための指標として「重症度・看護必要度」として導入されたのが看護必要度の始まりです。
看護必要度とは、必要な看護サービスの量を評価するために数値化したものです。
つまり、「どれだけの看護師を必要としてるのか」ということを評価するために数値化したものであり、その病院が提供する看護サービスの質や量を客観的にをはかる指標となるもの。
2.看護必要度の目的
看護必要度の目的は適切な人員の配置です。
病院では患者に必要とされる適切なケアを提供するために、看護師を病棟ごとに適正な人員を配置することが必要です。そのため、患者の重症度によって看護師の配置を適正に行おうというのが目的です。
3.看護必要度について思うこと
評価項目に厳正なる定義がある看護必要度を行うことで看護を客観的に評価する事ができる。これは良い事で看護の質の向上にも繋がると思います。そして、この客観的な指標により診療報酬を決定しているので病院間での不均衡が生じにくい、、、
というのはあくまで評価項目が完璧であればというのが大前提での話です!
現場で働いていると評価項目と必要な看護サービスとの矛盾を大きく感じるのが正直な話!実際の現場での状況を把握して作成されているのか疑問に感じます!
果たして、疑問に思われるような厳格なる定義ってなんぞや?
そして、診療報酬を決定する評価に使われているため
点数上げるための不必要な処置や看護が横行しているのが現実です。
記録の簡素化をすすめていたはずなのに、記録に残さないと点数がとれないなど、
患者と関わる時間がどんどん減少もしてきています。
私たち看護師の業務評価にも繋がるはずであった看護必要度が私たちの首を締めているってなんて皮肉なんでしょうね( ´Д`)y━・~~
とりあえずやるで貴重な人材を失うよりもやらない英断
または、現場の忙しさを反映したものにしたいですね!
病院を経営するには意地でも取らないといけないから、職場を守るためというモチベーションでやるしかないですね(・Д・)
*1: _ _