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men's看護師の看護メモ

20代の男性看護師をしています!日々の臨床や医療に関する事を中心にUPしていきます!現在の日本の医療を取り巻く環境を変えたいという気持ちで活動していきます!新たな看護師としての可能性を!

まさに身体の中から治療!ロボットが身体で働きます

 

karapaia.com

 この記事みなさんはもう観ましたか?

 

 あなたの病気を治療するため、小さなロボットが体内に潜り込んで薬剤を投与するようになるかもしれない。みなさんどう思いますか( ^ω^ ) 
こういう記事をみると『へぇーすげー』と思う反面、どんなメリットがあるのかなといつも考えてしまうのですが、今回の実験では副作用の軽減を目的にしているみたいですね。

『そもそも胃潰瘍の治療はどんなものがあるのでしょうか?』

 

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薬による治療

胃の粘膜に対する過度な胃酸の分泌を抑えるために、PPIプロトン・ポンプ・インヒビター)やH2ブロッカーなど、胃酸の分泌を抑える薬や、胃の粘膜を保護し、粘液の分泌を増やす薬、胃の血流を増やす薬をあわせて服用します。薬を服用すると、胃の痛みなどの症状が治まってきますが、再発を防止するためにも、自分の判断で薬の服用を止めず、ドクターの指示にしたがうようにしましょう。

ピロリ菌の駆除

胃潰瘍の原因がピロリ菌によるものであれば、胃の中にすみついているピロリ菌を、2種類の抗菌薬とプロトンポンプ阻害薬を用いて除菌していきます。1週間ほど飲み続けることで、ピロリ菌は除菌されていきます。内服を終了させる際には、再びピロリ菌の有無を確認する検査を行います。このときに、再びピロリ菌が発見されると、7日間延長してピロリ菌を除去する薬を服用し、再び検査を行います。この除菌治療の成功率や約8割といわれています。延長しても除菌できなかった場合には、再除菌の治療をするかどうか、またその時期についてドクターと相談することになります。

内視鏡的止血術

胃潰瘍で患部に出血がみられる場合は、まず止血する治療が行われます。止血方法としては、内視鏡を用いて出血している部分に止血剤を注射したり、患部に小型クリップをかけたり、レーザーで出血している部分を焼く方法などがあります。きちんと止血の処置を行うことで、出血によるショックを防ぎ、再出血の危険性も少なくなるのです。その後、薬を服用して潰瘍を治療していきます。

また、これらの治療にあわせて、自宅での日常生活での改善や食事療法なども行っていきます。ドクターの指導のもと自宅でも療養していくことで、回復までの期間が短くなることが多く、規則正しい生活はとても重要になってきます。

ヘルスケア大学参照
 
 
今回の記事では薬による治療についてになりますが、プロトンポンプ阻害薬を長期間使用すると、頭痛・下痢・疲労・不安神経症・うつといった副作用が発生することがある。
というデメリットがあります。
ロボットを使うことによってプロトンポンプ阻害薬を使用しないために副作用を抑えられるということみたいです。
医療の発展は喜ばしことですね。
コスト面や安全面などの課題もたくさんあると思いますが期待しています。
 
 
余談ですが
手塚治虫さんが企画、監修を手がけていた知る人ぞ知るアニメ

ワンダービートSスクランブル)

はご存知ですか。

アニメでは人が乗り物に乗って治療をしていますが、今回の実験ではロボットが体内を自律移動して治療をしたとのことです。

アニメの世界が現実になる日も来るかもしれないですね。


Wonder Beat Scramble 08 (1/2)