食用色素で脊髄損傷の治療?ただし、青鬼化??
『脊髄損傷の治療が食用色素で出来る?』
え、なになにと気になったので紹介!
脊髄損傷とは
まず、脊髄損傷って聞いたことはありますよね。
脳と体をつなぐ脊髄が損傷を受けた状態を脊髄損傷といいます。主として交通事故や高所からの転落事故、スポーツ外傷などで外傷を受け起こる事が多く、皆さんも解りやすいのではないかなと思います。
脊髄に損傷があると、脳からの情報が正確に伝わらなくなり、運動、感覚機能などが障害されます。
損傷した場所や範囲によって障害の程度が決まり、車椅子が必要になったり、人工呼吸器が必要不可欠になるかもしれません。
また、自律神経系の調節も機能しなくなるため、体温が調節できなくなったりと身体の状態が不安定になってしまいます。
脊髄損傷の治療
脊髄や神経は再生能力が乏しいため、修復される事がほとんどありません。損傷を起きたばかりで脊椎(骨)が不安定だと身体を動かす事で脊髄への障害範囲がさらに広がる可能性があるため、手術や装具による固定によって損傷部位の安定化が必要になります。また、脊椎の周りに炎症が起きて腫れることによって脊髄へのダメージが大きくなります。
そこで今回の『青色一号』
この青色一号には炎症を抑える効果があるみたいです。ただし、炎症反応には組織修復を促す役割があることも知られているため、炎症という病態を把握した上で、ただ炎症反 応を抑えるというのではなく、正しい方向へ制御する工夫が必要みたいですよ。
青色1号のもう1つの利点は、これが血液脳関門を通過することにある。薬剤を脊柱に注入する方法は、損傷を負っている患者には危険が伴いかねないが、青色1号なら血管から送りこむことが可能みたいです。
ラットさんで実験は行われており、脊髄損傷を受けたラットに青色色素を投与すると、投与されなかったラットよりはるかに早く回復したとのこと。
『やべーじゃん青色1号(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾』
でもいいことばかりじゃないんですよね。
副作用として、体が青くなってしまうみたいです。
皮膚や目は投与の1週間後に通常の色に戻るものの、6週間後に解剖したところ、脊髄は青いままだったということ。投与量によったら、色が抜けないかも、、、
『やべーじゃん青色1号(ー ー;)』